産地開拓プロデュース

シニア産地開拓プロデューサー
八尾 昌輝Masaki Yao
農家を愛する商品チームの司令塔
農業経験から流通の本場へ
経済学部出身ながら、趣味の家庭菜園をきっかけに農業の道へ。茨城の農業生産法人に1年間住み込み、生産の現場を経験しました。
その中で強く感じたのが、「作るだけでは売れない」という現実です。
どれだけ美味しい作物でも、伝える力や流通の仕組みがなければ、埋もれてしまう。
その課題に向き合うため、「販売と流通を学ぶ側に回ろう」と決め、食品商社を経て食文化へ入社しました。
惹かれた理由はシンプルで、「市場で働けるから」。
築地、そして現在の豊洲市場という、日本の食の中心でありながら、インターネットで全国に販売する。この両方を同時にやっている点に面白さを感じました。
現在は市場だけでなく、生産者やメーカーと組んだ商品開発・販売設計まで担い、自分が関わった商品を全国へ届けています。

伝える力を磨く
中心はフルーツですが、現在は水産・加工食品など、カテゴリを問わず開拓を行っています。
オリジナル惣菜の開発や、ごはんソムリエとしてプレミアム米の発掘・販売にも取り組んでいます。
仕事を続ける中で強く感じているのは、「とにかく伝えなければならない」ということ。
味だけでなく、見た目や背景、食べるシーンまで含めて価値を見極め、お客様に伝える必要があります。
そのために、生産者への取材も文章も、すべて自分で手がけています。
最近ではカメラを持ち、現場で撮影しながら、“伝えるにはどういう画が必要か…”を自分で意識しています。

現場で売る経験
2024年には、豊洲市場の観光商業施設「千客万来」で店長を担当。
産地の方々や施設運営の皆様にも盛り上げていただき、約2ヶ月で1,000万円以上の売上を達成しました。
実店舗で得たのは「買ってもらうのは本当に難しい」という感覚です。
当社はネット通販が主ですが、現場で売ることでしか分からない手応えを、今の仕事にも活かしています。
TV出演で、より多くの人へ
(そのうちフジテレビを背景に八木澤さんに撮影してもらいましょうかね…)
近年はテレビメディアへの出演も増え、これまでの現場経験や目利きを活かした発信が増えています。
地上波だけでも出演回数はすでに2桁にのぼりますが、常に「正しく・楽しく・わかりやすく」を意識しています。
画面越しでも、やっていることはほぼ変わりません。食の魅力を、伝わる形にして届ける。
そのために日々の仕事で深く理解し、発信し続けることが大切です。
ある1日のスケジュール
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9:00
- 青果棟で旬の食材探し
- 朝は旬の情報を求めて青果棟を歩き回ります。珍しい食材があれば、写真を撮らせてもらい、時には自分で購入。SNSへ食材クイズとして発信することも。
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11:00
- 水産大卸と商談
- 季節ごとにどのような戦略を行うかを話し合います。通販でどういった展開をすれば、市場の通販を楽しんでいただけるかを考え、形にします。今年は鰻の提案に力を入れることが決まりました。
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12:00
- 昼食
- 自分で作ったお弁当や豊洲付近の飲食店で食事をします。特に「小田保」の定食、とんかつやチャーシューエッグ定食がおすすめです。
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13:00
- 新規開拓の情報収集
- プレミアム米市場の開拓がうまくいっているので、さらに強化を目指して「ご飯のお供」を開拓中。全国にある美味しい素材を掘り起こしています。
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15:00
- コンテンツ作成
- 写真を並べて、文章を書き、「買いたくなる記事=コンテンツ」を作ります。どんな写真が一番伝わるか、どんな言葉で理解していただけるかを追求します。
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17:00
- チームで試食会
- 商品の採用に向けて、複数人で試食を行います。味の良し悪しだけではなく、素材であればどんな料理に合うのか?加工食品であればどんな場面で役立つか?を検討します。
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18:00
- 原稿チェック
- 商品部の統括として、所属メンバーが作った販売商品の原稿をチェックします。

八尾はこんな人!
入社後はずっと、ひと言で言えば、農産物ホリックでした。地頭は良いのだけれど、農産物以外は・・・でした。ここに来て、仕事とは、商いとはの理解が深まり、幅広く良い仕事をするように成長しました。
今でも農業LOVEという意味では筋金入り。本当は農業やりたいんだろうな・・売る力を身につければ、そのうちチャンスはあるはずです。日本の第一次産業は神頼みの面があるのは否めないので、神道や歴史が好きなのも良いところ!博識家的な素養もあるし!