青果出荷

青果出荷リーダー
比留間 広大Kota Hiruma
販売と出荷を支える縁の下の力持ち
青果に携わる家系で育つ。自分も青果をやるなら本場で!
学生時代は飲食店のアルバイトを経験し、食に関わる仕事に就きたいと考えていました。
自分自身、果物が好きだった事や、父が市場の仕事ということもあり、中央市場である築地市場での仕事に強い興味がありました。
さらにネットショッピングも好きとあって、食文化に運命を感じ、入社を志望。社長との採用面接は非常に緊張しましたが、様々なお話をして下さり、緊張しながら必死で聞いていたのを強く覚えています。
念願かなっての中央市場での仕事
入社して気が付けば10年近く経ちましたが、思い返せば色々なことがありました。
様々な大手企業との協業、日本を代表する市場に入ってくる希少品や一級品、辛苦もありましたが、確実に自分の糧になっているのを実感します。
また、何より楽しいのは、青果関係者である父と兄との会話。「うちの店はこんな感じ」、「最近はこんなものを出荷しているよ」とか関係者同士で出来るのは情報交換もそうですが、楽しいひと時です。
様々な希少な果実を20代のうちに食すことが出来たのは私の中でも、かけがえのない宝物です

マーケティングと出荷を経ているからこそできること
私は出荷の仕事を5年、マーケティングの仕事を2年経験しました。そしてその後、マーケティングの仕事から出荷の仕事に戻る形となりましたが、それとほぼ同時にコロナ騒動となり未曾有の出荷件数を記録し、感傷に浸る暇もなく慌ただしい日々を過ごしました。
青果を取り扱う上で、最も大切な要素は、知識はもちろんですが、スピードを持った判断力です。
同じみかんやりんごといった品目でも品種によって、特徴が全く違いますし、入荷したと思ったら、次の日は0ということもしばしば。単純に出荷のオペレーションだけでも、青果の知識だけでも出荷の管理者は務まりません。
マーケティング部で得た知識をもとに「もうすぐ相場が安くなるな。」「これの入荷はとても短いから、前倒しで仕入れられないか」など、販売機会が最大化出来るように動き、安全かつ効率的に出荷が出来るようコントロールします。
市場関係者とのコミニュケーションは欠かせず、下手をすれば欠品という大事故にも繋がりかねません。
様々な能力や経験が無いと務まりませんが、自分自身を鍛える経験になりました。大変ではありますが、社の中でも大きな拠点である豊洲の出荷拠点を任されている事に大きなやりがいを感じています。
ある1日のスケジュール
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10:00
- 出社
- メール確認や注文確認、一日の大まかな予定を整理します。
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10:30
- 連絡応対
- 販売チームやカスタマーサポート、仕入れ先など、注文に関わる業務の連絡を行います。
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11:00
- 進捗確認
- 青果物は工業製品と違い、特有のトラブルなども発生します。発生した際は、関係部署にも連絡し解決を図ります。
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12:00
- 昼休憩
- 午後のスケジュールを考えながら昼休憩
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13:00
- タスク整理
- 出荷や連絡事項含め、手配や対応漏れがないか確認します。
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14:00
- 発注管理
- 期日が近いものから順次、仕入れ先に注文を流し、必要数の確保に移ります。 この連絡が遅くなると欠品にもつながりかねないので、慎重に進めます。 また出荷に伴う資材や人員も併せて確認します。
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16:00
- 翌日の出荷予定の整理
- 翌日の出荷をイメージしながら人員をどう動かしていくかを決めます。想定されるトラブルなども考えながら進めていきます。
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18:00
- メール返信・対応漏れがないか確認
- 一日の振り返りを行いながら、各所からのメール返信を行います。
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19:00
- 退社

比留間はこんな人!
ここ数年、腹が座って、覚悟ができたのか、 良い評判を聞くようになりました。 主体性の重要性を理解して頑張ってると感じます。 先読みして、他の社員の仕事がうまく回るように気配りを 出来るようになったのも感じます。 何事も「成せば成る!」を改めて言いたいです。