物流マネジメント

物流アシスタントマネージャー
比留間 広大Kota Hiruma
出荷と販売を行うマルチプレイヤー
祖父は農家、父と兄は八百屋の青果の一家に生まれる
私は、祖父は農家、父は八百屋の一家に生まれ、野菜や果物が身近にある環境で育ちました。私が学生の時、兄も八百屋となり、父と同じく青果の道へと進みました。
市場の仕事を志す
大学卒業後、飲食店のアルバイトを続けていた時期に転機が訪れます。
父が市場に行くのに着いていった所、そこでの仕事に魅力を感じ、自分もやってみたいなと考えるようになりました。フルーツに関しては、父の仕事柄、口にする機会も多く、そういった経験が活かせるのではと考え、ちょうど同じ頃に食文化を見つけ、入社試験を受けました。
築地市場での仕事
念願かなっての食文化へ入社が決まり、最初の配属は物流部門で出荷を担当しましたが苦難の連続でした。
入社した当時は、株式会社ローソンとの協業が本格化し始め、会社が大きく成長を迎えた頃です。
社内には十分な研修制度も整備されておらず、設備も乏しい状態での出荷実務で、社会人になり立ての私は、
日々の業務をこなす事で精一杯でした。
特に印象に残っているのは入社して3年目。業務にも会社にも慣れ始め、出荷責任者の担当になったばかりの頃です。
KDDI株式会社との協業が始まり、日当たりの出荷件数が、これまでの3倍にまで膨れた時は、まさしく修羅場の連続。
しかし、この時の経験があったからこそ試練を乗り越える力を養う事が出来ました。

マーケティング部に異動
入社から5年、青果部門での実績が評価され、マーケティング部へ配属となりました。
青果の商品企画とモールサイトの店長業務を兼務しましたが、初年度で分からない事が多い中、自分の武器である出荷場で培った様々な経験(青果や物流の知識、粘り強さ、お客様視点 etc…)をフル活用し、業務に取り組んできました。
そんな中での大きな実績は「いちご福袋」という色々な品種が食べられる企画を作ったところ、お客様からも大きな反響があり、テレビにも取り上げられ、販売側のやりがいを実感する機会にも恵まれました。
また、当時店長だった楽天市場で月間MVPに選ばれるなど、マーケティング部に在籍して、そう時間が経っていない間に
様々な実績を残せた頃、大きな転換点を迎えます。
現在は出荷チームとマーケティング部を兼任
入社から7年ほどが経ち、物流チームの人員が一時的に減ったため、再び物流チームへ戻ることになりました。
社会的、そして食文化としても大きな影響を受けたのは新型コロナウィルスの感染拡大です。
コロナ渦における通販の需要拡大、さらに、学校休校によりキャンセルになった学校給食を取り扱う農水省からの委託案件である給食事業などが始まり、これまでに経験したことのない出荷件数を記録しました。
前代未聞の修羅場、それもそんな日が毎日続くような状態でしたが、旧知の仲である出荷チームのベテランメンバーと共に
力を合わせ一体となって、出荷をこなし、限界を越える事が出来ました。
また長年の課題だった到着日の指定が出来る青果商材の拡充に取り組み、サービス面での改善に成功しました。
商品企画を行ったり、出荷効率を上げるための仕入れ先との調整役となったり、物流と販売の知識を活かしながら、またコロナ渦の修羅場を乗り越えた今、常に進化出来るように日々、業務に取り組んでおります。
現在は得意分野の青果部門だけでなく、冷凍倉庫における業務習得に取り組んでいます。
ある1日のスケジュール
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9:50
- 出社
- メール確認や注文確認、一日の大まかな予定を整理します。
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10:00
- 朝礼
- チームメンバーとコミニュケーションを取りながら、計画と実際の進捗を見極めながら 臨機応変に対応します。
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11:00
- 取引先や関係部署との連絡
- 商品の入荷情報やトラブル対応などをしながら、当日の業務や翌日以降の予定などを組み立てます。
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12:00
- 昼休憩
- 午後のスケジュールを考えながら昼休憩
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13:00
- 進捗確認
- 午前中の業務が終わった段階での進捗を確認し、想定していた状況と差異がある場合は フォローし、完了までのプランを再構築します。
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14:00
- 翌日以降の準備
- 伝票や資材などの手配を行い、翌日の準備を進めます。
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15:00
- 取引先との折衝
- 入荷情報の最終確認や、取引先への報告などを行います。
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17:00
- 発送最終確認
- 荷物の積み忘れが無いかの最終確認を行い CSへの出荷報告。
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18:00
- 退社

比留間はこんな人!
ここ数年、腹が座って、覚悟ができたのか、 良い評判を聞くようになりました。 主体性の重要性を理解して頑張ってると感じます。 先読みして、他の社員の仕事がうまく回るように気配りを 出来るようになったのも感じます。 何事も「成せば成る!」を改めて言いたいです。