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萩原社長に聞いてみた30の質問

株式会社食文化は、日頃から社員と社長との距離が近い会社です。 社長との定期面談があったり、MVP表彰があったり、電話やメールや会議で直接指導があったり、『コミュニケーション』を大事にしています。 しかし、やはりどうしても話題は業務が中心になってしまいます。 そこで、今回は、全社員から聞いてみたいことを募り、普段は聞けないあんなことやこんなことを萩原社長にインタビューしてみました。





代表取締役社長 萩原章史

1962年静岡県島田市生まれ。大学卒業後、大手ゼネコンに勤務。中国・アメリカなどを中心に13年を海外で暮らす。2001年株式会社食文化を起業。インターネットやパソコンが出来ない生産者を束ねるためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げ、中高年をターゲットにしたeコマース『うまいもんドットコム』を始める。また、2004年東京築地青果市場と提携し、全国の特選野菜や果物を宅配する新ビジネス『築地市場ドットコム(現豊洲市場ドットコム)』 のサービスを開始する。また、社長業の傍ら渋谷区神南の北谷稲荷神社の権禰宜(神職)を務める。

ABOUT 株式会社食文化

Q.「株式会社食文化」は2022年4月で22年目に突入しました。会社を立ち上げたきっかけを教えてください。

日本の資源で大切にしたいもの、でもこのまま行くとだめになってしまうものを守り、日本を元気な国にしたいと思いました。 最初は前職のゼネコンの経験を生かし建設関係での起業を考えていたのですが、その話がなくなり、次に得意だった「食」を選びました。 退職したのは2000年12月31日。38歳11ヵ月、もうすぐ39歳、明日から21世紀という区切りのタイミングで会社を辞め、食文化を作るためにアメリカから帰ってきました。 そして2001年4月2日大安の日に、当時日本ではほとんど誰もやっていなかった食のECを主にした会社『株式会社食文化』を立ち上げました。

Q.食が得意だったから食文化を立ち上げたとのことですが、いつから食に興味があったのでしょうか?

小学校の頃から家族の夕飯は私が作っていました。 実家は当時薪風呂だったのですが、薪で風呂を沸かしながら火のそばににんにくを置き絶妙な加減に焼いたり、土間に七輪を準備して火を熾してとんちゃん焼きを作ったり、自然薯を近所掘りに行きとろろ汁を作ったりしていました。体が小さかったので自然薯をすりおろすのはかなり過酷な作業だったな・・・ そんな毎日だったので自然と食材には詳しくなったし、料理の腕もどんどん上がっていきましたね。 さらに、20代のころからdancyuを読んで男の料理を極め、アメリカ時代には周囲の人たちに料理を振舞っていました。 それもあって起業の際、アメリカ時代の知人たちからは「萩原さんの食は普通じゃないから、食で起業しても成功するよ!」と後押もありました。

Q.創業以降、最大のピンチは何ですか?

創業1年後の資金繰りです。4千万円の出資金を全て使い切り、資金ショートしてしまいました。社員の給料は出せていましたが、自分の給料をぎりぎりまで削り、貯金を切り崩して何とかしのぎました。また、創業当時に雇用した社員が当時の経営を不安に感じたか全員辞めていまい、商品企画、サイトの運営、問い合わせ対応、出荷事務処理、加盟店への振込などを、私とアルバイト社員2名でやっていました。

Q.そのピンチをどうやって切り抜けたのでしょうか?

創業時に申請した雇用に関する助成金が3月末の1回目の決算から数ヶ月後に入ってきて、なんとかつながりました。 そしてその後、TBS系列の「王様のブランチ」でうまいもんドットコムの前週の売上ランキングを紹介する企画が始まり、売上が徐々に上がっていきました。

Q.創業以降、最も嬉しかったことは何ですか?

3年目の12月、日商100万超えた時は本当に嬉しかったですね。夜間に注文確認をしていたのですが、明らかにいつもより注文が入っており、集計したら100万を超えていたときはグッとくるものがありました。結局その月は2千万円の売上を達成し、これで今後やっていけると確信しました。これまで地道にやってきた結果、固定客がついてきて、花が咲いたという感じです。その時のお客様は今でもお得意様です。

Q.萩原社長が考える株式会社食文化の魅力とは?

めんどくさいこと、人間臭いことをやっているので、簡単に真似できないということ。そして、社員1人1人がマニュアルではなく価値を作り、ピンで生きていけるということです。マニュアルに沿って作業をしているサラリーマンの多くは会社の看板が外れると無価値になってしまいます。しかし、食文化では自分で経験し、自身の技能を磨くことで、個人としての価値を高めるよう教育しています。もちろん、私自身もそうしています。

Q.経営をするにあたって最も大切にしていることは何ですか?

利他の精神です。結局はそれがあるかないかで長い目見ると勝負が決まってしまいます。いい食、価値のある食は生産量が限られているので引き合いがたくさん来てしまいます。中には「手数料を食文化より下げるからうちと取引しませんか?」と誘われることもあるでしょう。しかし、お付き合いの深い加盟店は皆「これまでお世話になってきたから他では売らずに萩原さんのところで売ってもらいたい」と言ってくれます。この積み重ねです。加盟店に対して時には厳しいことも言いますが、それでも一緒に生きてきました。それが食文化にとっての財産です。

Q.よい生産者も、年齢を重ね事業の存続が難しくなっています。価値を守るために我々が出来る事は何だと考えますか?

後継者が戻ってこれるような値段で売ること、これに尽きます。 実際農家の後継ぎは50代前後。 役職定年でサラリーマンとしての先が見えた時に、会社を辞めて、Uターンをして農業で食べていけるようにするためには、安売りではなく、それなりの値段で売ってあげることが大事と考えます。

Q.株式会社食文化の将来の展望を教えてください。

今やっていることをもっと川上から川下までやっていきたいと考えています。もしかしたら農業、漁業かもしれないし、リアル店舗かもしれないです。あとは海外。アメリカ、中国への輸出ですね。

ABOUT 人生

Q.過去に目標にした人や小さい頃のヒーローはいましたか?

いません。小さい頃、仮面ライダーもウルトラマンも見ていたけどヒーローではなかったです。過去にこの人みたいになりたいとは思ったことはないです。

Q.早稲田大学出身の萩原社長、どんな学生でしたか?

六本木のお店と酒屋で働いてました。銀座、赤坂、六本木にお酒を配達して、そのあと飲みに行って、家庭教師もやって・・・学校にはほとんど行っていなかったな・・・。 語学とゼミは出席していましたが、それ以外は同じサークルの優等生からノートを借りて1枚20円でコピーしてテストに臨んだので成績は良くなかったです。 そんなんだったので体育の単位が足りず卒業が厳しかったのですが、4年生最後の年に空きがあったボクシングを受講したら、安達太良山での泊まり込み合宿があって、東京オリンピックの銀メダリスト白鳥金丸氏が講師で、山道ダッシュなどあり本格的ですーーーっごく厳しかった・・・単位をもらってなんとか卒業できましたが今でも「卒業できないかも」と夢に出るくらいです。

Q.様々な経験をしてきていると思いますが、その中でも人生の修羅場はいつでしょうか?

1992年駐在2年目の時にロスで大暴動が起きて、当時働いていたビルからどんどん煙が上がるのが見え、火が迫り、さらにあちこちで銃の発砲音が鳴り響いていた時はまずいなと思いました。 あと、中国駐在時に、中国人たちに棒を持って取り囲まれた時も。命にかかわるのはその2つくらいです。

Q.この人はすごい!と思う人はいますか?

NKBの溝上さん。オリジナリティがあって、突破力があって、極めて記憶力がいいです。

Q.今後の人生の目標は?

120歳まで現役でいること。現役というのは、人に頼らずお金を稼ぎ、人間として一人前でいること。 そのために、普段から体幹を鍛える、姿勢をよくする、早く歩くなど、地味にフィジカルを維持することを意識しています。 あと、食で言うと、ラーメンの汁を飲まないとか、塩分の多いものは食べない、動物性の脂っぽいものは控えるとかはある程度はするけど、あまり神経質にはなっていません。 もちろんお酒を控えていません。

ABOUT 食

Q.一番好きな食べ物は何ですか?

一番なんてものはないです。『古里さんの熟成ランプ』『丹波さんの松茸』『古串屋さんの天然とらふく』、それぞれ感動する味です。ただ、食べ物の感動は瞬間のもので、また食べたいと思うのは別です。持続性がありいつも食べたいって思うのはうまい米、うまい出汁。また、天気や体調、その時その時で食べたいものは違うし、季節によっても違います。甲乙はないです。

Q.毎月の食費はいくらくらいですか?

お酒も入れたら60万くらいかな・・・

Q.料理をしていて楽しいと感じることはありますか?

料理は常に楽しいです。我が家は基本、妻や息子が「今日これ食べたい」というリクエストに応じて食事を準備します。例えば妻が寒いというのできつねうどんを作るときは、2番だしに昆布やいりこ、あごを入れて出汁を作り、そこから丁寧に灰汁を取っていくごとに雑味が消えて味が変わる、濾してしめじやネギを入れてまた味が変わる、下味をつけて、最後に味を見極める。その変化していくのを自分で想像しながら確認するのは知的好奇心ですし、美味しくできると達成感があります。なので、絶対に出来立てを食べさせたいんです。三つ葉を入れる仕上げの瞬間は、食べられる準備が整っているよう段取りを大事にしています。

Q.奥様から「今日の料理イマイチ」と言われることはありますか?

ありますよ。 例えば色々なものを入れすぎた時。「なんでラーメンにきくらげ入れたの?」とか「きのこ入れすぎ」と言われたりします。 あと、体のためにと思ってギリギリの塩分を狙っているので、「薄い」と言われてしまうことはあります。 でもまぁ基本的には「美味しい」と言ってくれます。

ABOUT 生活

Q.1日のスケジュールを教えてください。

  • 05:00

    起床
    起きたらまず食器類の片づけをします。前夜の洗い物したり、洗い済の食器をしまったり。その後は、畑のお世話。水をやったり、雑草を取ったり、朝ごはんのトマトを収穫したり、しそを摘んだり。そして、朝ごはん作りと息子のお弁当を作ります。
  • 8:30

    風呂
    風呂に入り、風呂の中で歯を磨き、ストレッチ、マッサージをします。お風呂を出たら髪や肌のケア、逆立ち、筋トレなど。これはメールチェックをしながらです。
  • 10:00

    仕事、買い物など
    打ち合わせや急ぎの仕事のない日は午前中に買い物に行きます。魚力、林フルーツ、紀伊国屋を一通り回ってその日の品ぞろえや相場を確認します。
  • 12:00

    昼食
    昼食を作ります。神社の職員のまかないを作ることもあります。
  • 14:00

    仕事、神社、息子など
    その日によって異なりますが、午後は執筆作業をすることが多いです。神社の仕事や息子の習い事の送迎が入ることもあります。
  • 18:30

    夕飯
    エビスの小瓶かスパークリングワインを飲みながら、息子と妻のリクエストに応じて夕食作りです。その後芋焼酎かワインに移行し、9時くらいまでは晩酌です。
  • 10:00

    就寝
    そのままアンドロイドTVにはまって見だすと止まらなくなるのでぐっと我慢し、寝室に向かいます。タブレットやスマホは寝るときは持ち込まないようにしています。

Q.萩原社長の自宅と言えば『老祓亭』として数年前に大幅リフォームしましたね。その中で最もこだわっているのはどこですか?

サウナ、囲炉裏、バイオエタノール暖炉、庭のBBQスペースなど色々あるけどやはり一番はキッチンです。冷蔵庫は全部で6個、スウェーデン製の火力にこだわったガス台、用途に合わせて使用する調理器具の数々。収納の仕方も日々進化させ、使いやすいように変えて料理の生産性が落ちないように工夫しています。

ABOUT 性格

Q.自身の一番の強みは何だと考えますか?

正義感があること。 小学校の時に通知表にも「正義感が強い」と担任の先生からのコメントに常に書かれていました。

Q.自身の短所は何だと考えますか?

うーーーん。。若いころは、強いことで相手を言い負かしたり、全部勝とうとしていたけど、今はないです。 強いて言えば飽きっぽくて、興味が移っていくことかな。

Q.苦手はありますか?

苦手というか腹が立つのは自己中心的な人です。 論破できるけどせずに、我慢することはストレスになります。 ケンカを売られたボクサー状態です。

Q.過去の告白回数は?そしてその勝敗は?

10回くらいで9勝1敗です。

Q.モテ期はありましたか?

ずっとモテてます。優しいから。(笑)

Q.社員から「社長ってこんな人」を募ったところこんな感じでした。感想をお願いします。

● 話が面白い・話題が豊富・知識の幅が広い 9人
● 厳しいけれど優しい 5人
● 安心感がある・説得力がある 3人
● 不老不死・若い 2人
● 行動力がある 2人
● ポジティブ 2人
● お茶目 2人
● ストイック 2人
● 記憶力がいい
● やる気スイッチを押すのがうまい
● 人生を楽しんでいる
● 鬼のような一面を見せるときも・・・      など他多数

だいたい当たっています。社員に対して意識してそう接しています。

ABOUT 食文化社員

Q.社員育成にあたり重視していることは何ですか?

それぞれの人生において仕事は生きる糧でとても大事なものです。そこがブレると幸せになれないです。 仕事はやらされるものではなく、自分の人生のためだから、そこを理解していない人は成長しません。 社員にはそこを理解させようとしています。 主体性がない人は、人の悪口を言ったり、社会のせいにしたりします。 いい人生を送ってもらいたいので、仕事そのものを天職にして、主体的に取り組んほしいと考えています。 また、社員には本質的に物事を考えなさいと常に伝えています。 例えば、長い文章を読むのが苦手な人たちに、長いコンテンツを作っても読まれず、値段と見た目で判断する傾向にあります。 そういう人たちに商品を買ってもらうためには、価格を下げる必要があり、利益を削ることになってしまいます。 食文化のメインターゲットは、知的好奇心が高く、文章を読んで理解して価値があると判断できる人たちです。 価値があるものを正しい価格で買ってくれるようなお客様と付き合わない限り、自分たちの給料はあがりません。 そのためのコンテンツを作れるようになることが、自分のバリューをあげることにつながります。

Q.この人はデキると感じるポイントはどこですか?

1伝えて2、3、4、5、6を推測できる人。 場を読んで前後の関係から推察して、だからこうだよね、と合いの手をかぶせてくる人はできる人。 さらにレスの速さと正確さは重要です。

Q.この人はまだまだだなと感じるポイントはどこですか?

同じことを何度も言わせる人。 本質的に理解していないので応用が利かない。 「この前言ったじゃん!」と溜息が出てしまいます。

Q.年商100億、200億を達成するために、どんな人に入社してほしいですか?

その道のプロ。産地開拓、Webマーケティング、コンテンツ、カスタマーサポート、物流、システムなんでもOK。一流の人をもっと増やしていきたいです。 新卒や未経験でこれからの成長を見込むのだとしたら、食べることがすごく好き、人が好き、コミュニケーションが好きというのは重要です。また、志があることもポイントです。 自分のためではなく、社会をこうしたい、農業をこうしたい、人のためになりたい、など志のある人は成長します。 自分自分という人は成長しせん。というのは、人のために自分を犠牲にして人は脱皮するのですが、自分がかわいいという人は脱皮しないです。

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