商品企画スイーツ担当

商品企画リーダー(スイーツ・飲食店コラボ担当)
林 麻実Asami Hayashi
日本中の“とっておき”を探して、形にする
美味しさこそ、究極のエンターテインメント
好きなことを仕事にしたい——そんな想いで食文化に飛び込みました。これまで映画業界や着物業界で仕事をしてきましたが、「人を喜ばせるものづくり」に携わる楽しさは共通していました。スイーツもまた、日常生活に必ずしも必要なものではありませんが、人の気持ちを豊かにし、特別な時間を彩る存在です。その点において映画や着物と通じるものを感じ、次は「食」、なかでもスイーツを軸にキャリアを築きたいと考えるようになりました。休日には話題のパティスリーを訪ね歩き、時には地方の洋菓子店まで足を伸ばして“ここでしか味わえない一品”に出会うこともありました。こうした体験が転職の大きな原動力となりました。

全国からスイーツを発掘し、つなぐ
現在は、スイーツを中心に全国各地の美味しいものを発掘し、名店の看板商品や人気パティスリーのシェフとのコラボ商品を紹介しています。加えて、希少な果物を使ったオリジナルスイーツの開発にも取り組み、「シャインマスカットのレーズンバターサンド」や「和栗と洋栗の食べ比べモンブラン」、料理研究家と手がけたジャムなどを世に送り出してきました。シェフや職人と意見を交わし、企画から販売まで携わる日々は、食べ手と作り手をつなぐ役割として大きなやりがいを感じています。

「まだ出会っていない美味しい」を届けたい
今後は、地域と連携した商品開発、試食イベントやワークショップの企画を通して、より多くの人に「まだ出会っていない美味しい」を届けたいと考えています。探究心を持ち続け、今後はスイーツだけではなく、新しい食の楽しみを広げていくことが目標です。
ある1日のスケジュール
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8:30
- まずはメールチェックと売上の確認から
- お取引先への連絡やオリジナル商品の原料手配を進めつつ、前日に配信したメルマガの反応をチェック。小さな発見が次の企画のヒントになることもあります。
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9:30
- メルマガやコンテンツ作成
- スイーツは「語りたいこと」が山ほどある世界。どうすればお客様にワクワクと一緒に伝えられるか、言葉選びに頭をひねります。
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11:30
- 試食会
- ご提案いただいた商品の選定や食べ比べを行います。多い日には10種類以上のスイーツを一度に試すことも! まさに甘い仕事の醍醐味です。
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12:30
- 昼食
- 本社のある麻布はグルメの宝庫。ランチには困りませんが、ついつい「研究」と称してスイーツを買いに行くこともあります。
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13:00
- 撮影・取材
- 新商品の撮影や取材に立ち会い、スタイリングを担当することも。スイーツの魅力が一番輝く瞬間を引き出します。
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16:00
- 振り返り・原稿準備
- 撮影した商品の試食や取材内容の整理を行い、紹介文の原稿準備へ。美味しさをどう表現するか、最後まで悩ましくも楽しい時間です。
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17:00
- 退社
- 一日の業務を終えて退社。道すがら、新しいスイーツとの出会いを探してしまうのは職業病かもしれません。

林はこんな人!
当社の社員は特殊な個性の持ち主がほとんどで、動物園&水族館的な不思議なコミュニティです。 決して悪い意味ではなく、ちょっと普通じゃない人たちがとても多い中、林さんは常識的な普通に頼れる人です。食文化の経営はかなり変わっているから、最初は戸惑いがあったと思いますが、最近はいい味を出す勘所をつかんだように見えます。 期待の人材です。